ジャッキーが監督、脚本、武術指導、主演、主題歌歌唱を兼ねた人気ポリス・アクション・シリーズの第1弾。現代アクションの集大成を目指し、何台もの車がバラック集落を破壊しながら急勾配を駆け降りるスペクタクルから、二階建てバスを駆使したアクション、デパート最上階からの落下スタントまで、驚きに満ちた危険な見せ場の連続で、その後の“ジャッキー映画”の方向性を決定づけた傑作。第5回香港電影金像奨で最優秀作品賞と最優秀武術指導賞を受賞した。

サモ・ハンが監督を務め、ジャッキーが弁護士という珍しい役を演じて、化学工場を装う麻薬組織と闘うアクション・コメディ。ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウの“ゴールデン・トリオ”による最後の本格的共演作で、トリオが共演した前作『スパルタンＸ』に続き、アメリカのキックボクシング王者ベニー・ユキーデが最強の敵としてジャッキーとクライマックスの激闘を演じる。エンド・クレジットに流れる主題歌はジャッキーと故アニタ・ムイのデュエット曲。

ジャッキーが製作、脚本、監督を兼ねて主演したゴールデン・ハーベスト設立20周年記念超大作。ジャッキー自身が最もお気に入りで、会心の1本と語るフランク・キャプラ監督の名作『一日だけの淑女』(1933)のジャッキー式リメイク。製作に1年半を費やし、巨大セットで撮影が行われ当時の香港映画史上最大の製作費6400万香港ドル（約10億円強）がかけられた。第9回香港電影金像奨ではジャッキーと彼のアクション・チームが最優秀アクション監督賞を受賞した。